自分でする二の腕ブツブツのダーマローラー使用方法|毛孔性苔癬について
写真はカーソルをあわせてクリックするとアップして見れます。
特に薄着になると二の腕のブツブツが気になります。
以前にトレチノインとハイドロキノン治療で毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、もしくは毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)についての記事をアップさせていただきましたが、ハイドロキノンのアレルギーが出た方でもこちらのダーマローラーでも治療は可能なようです。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)とは、身体の毛孔内に角質が充満し、表皮にまで盛り上がる角質異常で、皮膚病の1つと言われています。
普段の生活には支障はないようですが、触るとザラザラで毛穴が盛り上がっているため、見た目に気にされる方が多いようです。
特に夏場は薄着になり、気になる季節。
私はこの症状はありませんが、
ダーマローラーを使った治療がとても有効のようですので、
詳細をご紹介いたしますね。
目次
二の腕のぶつぶつ、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、
毛孔性角化症(もうこうかくかしょう)とダーマローラーの作用
ダーマローラーの作用と特徴について
- 人間本来が持つ皮膚細胞への創傷治癒のメカニズムを利用。
- 真皮の下のコラーゲンの活性化をうながす(平均206%ー1000%)
- 新しい組織が形成されることでシワや色素沈着が減少されることが期待でき。
-
肌質の改善効果が期待できる。
(施行後から3~4週間、2ヶ月ほどかけてコラーゲンの増生が進む。肌のハリや弾力アップ、しわ、ニキビ跡、 色素沈着などの改善)
実際に腕にダーマローラー治療を施術してみました
ダーマローラー施術のための準備
準備するもの
- ダーマローラー(私はプロ用の使い捨てタイプMC915を使用・以下表参照)
- エムラクリーム (塗る麻酔クリーム)
- リポペプチド (ダーマローラー専用・コラーゲン生成力を高める、細胞の動きを活発にする働き)
- ラップ
- アイス枕(冷やすもの)
- ラップを小さく切って張る用のハサミ(写真に取り忘れてます…)
腕のダーマローラー施術手順
①体を清潔にする(私はシャワーを浴びました)
②塗る麻酔クリーム(エムラクリームなどを使用)を厚めに塗る
ラップで覆う(こうすると麻酔クリームの効き目が良い)
30分以上待つ。
腕などの体をラップで巻く場合、
ラップがいろんな所にくっつきます。
施術する箇所を考えて、巻く順番も考えてした方がいいです。
ハサミはラップを小さく切るのに使います。
巻き忘れの所のみにラップを張ると
何度も重ねたラップがはがれてきたりが少ないです。
③麻酔クリームを洗い流す
すぐに転がす作業に入らないとだんだん麻酔が切れてきます (・ω・ ;)(; ・ω・)
④ダーマローラーをゴロゴロ転がす
目安は1カ所につき5往復以上。
リポペプチドを使用する場合はこの時に塗って転がす。
自分ができる範囲で思ったよりしっかりゴロゴロ転がします。
けっこう強めです。
顔の使用時の動画です。
麻酔がだんだん切れてくるので、
この時にアイス枕を出しておき、
しばらく冷やしてから転がします。
たまに血が出ます。
細い針なのですぐ止まります。
ラップがしっかり巻かれていて、麻酔クリームがしっかり効いていると
刺激は少ないです。
関節、骨に近い箇所は痛いです!!
肘、手の甲、手首のあたり、痛いです。
施術後は赤くなったり、
針の跡が残ったりします。
クリニックのダーマローラー治療のHPの解説などによると
血漿が染み出るくらいの強さで転がすようです。
(血漿<けしょう>…黄色みをおびた液体のこと)
ダーマローラー施術直後腕の状態
⑥鎮静させる
リポペプチドをもう一度塗る。
約5回の治療で肌全体が入れ替わるようです。
>>医療用ダーマローラー(Dermaroller)[MC915]
>>[エムラクリームジェネリック]プリロックス(Prilox)5%